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Cotents of Winugoya (http://winusama.hp.infoseek.co.jp)
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★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/884/

 昨日の理不尽な主任のお叱り。まったくもって理解できない。
 クドいようだが「なぜ上司が既に知っていた,と言うコトまで報告する必要があって,それがないから責められるのか」と言う点。「上司が知っていながらスタッフに告げなかった」と言うコトの方に疑問は湧かないのか?
 さて,そしてやはり朝のミーティングから主任は吠える。
 とりあえず昨日やり合った件を上司にぶつけるのだが,なんだか不良消化のまま深いツッコミもせずに終了。え?! なんで昨日はあれだけウチは責められたの? どうせ吠えるならココで追求するべきじゃないの? それで終わり?
 そして,別件でまた吠える。昨日の夕方に仕事上の情報のやりとりがちょっとウマくいかなかった事象があったのだが,一部のスタッフ同士では確認が取れており,対応の検討もしていた。それが主任には伝わってなかったようだ。
 だが,携わったスタッフ同士では解決の方向に向けて対応していた。しかし「主任は聞いていなかった」と言うコトが気に入らないらしい。実務担当者レベルで済む事例なのに。
 やっぱり「何でも知っておかないと怖くなる」と言う質なのだろうか。
 同僚君も少し噛んでたコトなのだが,コトの顛末を説明しようとすると横やりを入れる。そこは「かの同僚君」なので「とりあえずまずは話を聞いて下さいよ」と横やりを遮る。
 しかし,その後に色んな話を持ち出して「言った」「聞いてない」でグチャグチャ。主任と上司は元から相性も合わないので上司も応酬するので,もう朝からグチャグチャ。みんなは「ぽかーん」としてる。
 「誰かに言っただけではみんな分からない」と言う主任。でもみんなが検査に入っていて一人しか残ってない時はどうするのさ。なので上司は「一人一人に声をかけて全員に話をしなきゃならないのか? 組織で仕事しているのだからきちんと情報を共有できるようにするべき」と応酬。それでも納得がいかない様子。「主任と言う責任者の立場なので逐一報告があるべき」と反論する。するとまた上司も激昂でグチャグチャ。
 とにかく「一番に全部を知っておきたい」と言う感じなのか? ならば全ての責任も負って欲しいものだが。
 あぁもうそろそろ患者が来るんだけど…。
 もう朝からグチャグチャになるような不毛なやりとりは止めて欲しい。時間のムダ,志気が下がるだけ。やるなら個別でやってくれ。

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★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/883/

 「放り投げられたら良いのに」と言うコトは色々ある。さすがにウチも疲れるし,付き合うのも面倒になる。
 今日はエコーサーバーの不具合改善と新規項目追加のためにシステムベンダー担当者が夕方からやって来た。
 まずは新規項目の追加作業。「依頼→受付→実施→結果閲覧→会計反映」と一連の流れは問題なく済んだ。
 それから抱えていた不具合の一部の改善。これも割とすんなり改善して検証結果も問題なし。
 さて,以前に致命的なシステムトラブルがあったのだが。
 その件に関しては,医療情報部門に行って説明を聞いて,内部向け報告書として書き上げ,後日に医療情報部門から報告書も上がっている。
 その件について,再度主任はベンダー担当者に少し質問をし回答を得ていた。まぁ報告の内容の確認という感じだろう。
 不具合発生日の夜間に原因検索・対応・修復・改善・検証を行い,翌日には復旧した。まぁ不具合発生当日はとんでもなく苦労したが。
 簡単に言うと「報告書作成アプリが二重起動していた」と言うコトだが,手動起動させないと二重起動しない仕組み。サーバーのログから不具合発生数日前に手動起動されたログも残っていると言う(なので原因は毎晩の監視の際に誤操作した「可能性」とされた)。
 ただし「手動起動でなければあり得ない」としても「どうしてそう言う事態が起きたのか」までは「予想」はできても「断定」できないのが実情。「誰かが誤って」と言う推測はできるが「状況証拠」しかないのである。追求すれば「誰が?」と言う犯人探しになってしまう。
 「状況証拠による推測で確信を突くのは難がある,と言うのが妥当」と言うも,主任は頑なに「医療情報部門の責任問題,重大なインシデント」とブツブツ。
 「原因・対応などはこちらが出向いてようやく把握できた」と。確かにウチが出向いて分かったのだが。
 その対応の遅さを問題にしているが,更に「"起きた事態"に対する直接的な説明をしていない」と糾弾する。そしてやっぱり「責任問題云々」ブツブツ(ベンダー担当者にはいい迷惑だ)。
 「犯人探しをするつもりは…」と言いながら「その時間帯にいたスタッフを調べ上げれば」とも…犯人探しじゃん。
 しかしここで思わぬ所に飛び火する。
 不具合が解消した翌朝には,ウチの上司は詳細の報告を受けていた。これをちょっとこぼしたら「なんでそれを言わないのっ!!」といきなりウチが責められ始めた。
 「上司が知っていると言うコトを言わないとはっ!!」と。ウチだって少し経ってから知ったコトだし,もしかしたら医療情報部門としては「所属長に報告して,あとはそこから展開」と考えていたかも知れない。
 しかし問題が「上司が知っていた,と言うコトを言わなかった」と言うコトであって「上司は知っていながらスタッフに言わなかった」と言うコトではない点が腑に落ちない。
 いくら「システム管理者相当」の立場とは言え,不具合の報告は必要だろうが,「上司は知っていた」と言うコトまで報告する必要はあるのか?
 部門同士の問題なので所属長を通すのも筋だし,むしろそれを展開しなかった上司に問題はないのか? どうして「上司が知っていた,と言うコトを言わなかった」と言うのが問題なのか分からない。
 それなら主任が直接上司に「どうして知り得た情報を展開しなかったのか」と問うべきである。「伝言役」まで引き受けた覚えはない。ウチの役割は「情報を引き出して展開するコト,情報を上に上げるコト」ではないのか?
 この人は「知らない」のが「怖い」のだろう。ならば自分で全部やれば良いのに。現場の管理とともにシステムの管理もすれば良いのに。

★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/883/

 あまりに所見が多すぎると,エコー検査と言うのは長く掛かってしまう(何とか枠いっぱいで済ますようにはしているが)。適当なところで切り上げられれば良いのだが,そうもいかないコトもある(よほどの緊急でない限りウチでは全員精査原則なのもある)。
 長く掛かるようだと「疲れちゃうでしょ,もう少しですから,すいませんね」などと声をかけるようにはするのだが。
 中には「いえいえ,こんなに丁寧に調べて下さって,先生の方がお疲れでしょ」と言う患者さんもいるが「とんでもございません」と言う気分になる。
 しかし一方で,病態により認容の限度が低い患者さんは別として,独歩で外来通院の患者の中には悪態をつく患者さんもいる。
 同じ様な言葉をかけてもそうウマくもいかないコトもある。そうなると「医療従事者も人間,神ではない」と言う気持ちがフッとよぎって「悪魔のささやき」が頭をよぎるコトがある。
 そして今日の外来さん。前回の検査は6年前。既に高度の動脈硬化所見に,有意ではない程度の狭窄を抱えていた。
 以前の所見とアンマッチになって手間取ったのもあるが,石灰化変化して評価しにくくなっている上に,狭窄も有意なものとなっていそうな状態。
 しかもなかなか落ち着かずにモゾモゾ動いたり反対向きになったり,せっかく捉えたポイントを逃して仕切直しになったり。
 あげくは,まだ枠内なのに「どんだけ時間をかける気だ,疲れる,痛い,何なんだ」と悪態をついて更に落ち着かず面倒に。もう放り投げてしまいたいくらいだが。
 脳内をよぎった悪魔は言う。
 「理論上はは100歳を越えても動脈硬化所見とならない程度の変化に留まる。現実は生活習慣の変化から,ある程度の動脈硬化所見は加齢現象。特殊な病気じゃなきゃ,高度な動脈硬化もなく,狭窄なんてあり得ない。あんたのライフスタイルと食生活と基礎疾患の積み重ね,自己責任。きちんと評価して治療に繋がれば大病に至らない。そんなにイヤなら今までの自分を振り返れば? 別にもう放棄しても良いんだよ」
 まぁそんなことは言えるはずはないのだが,あまり身勝手な悪態をつかれると,神ではなく人間だから悪魔の声もよぎる。
 「動脈硬化がそれなりにありますので,それだけ時間も掛かるコトもありますよ。詳しい最終結果は主治医に聞いて下さい」
と言うコトにしたのだが。
 大病に至って苦労してる患者さんもいるので,言いたくはないのだがこれだけ悪態をつかれると「自己責任でしょ」と誰かがささやく。
 「今を我慢して正確な評価の上で治療をすれば現状維持で留まる」と言うものなのだから,理性があるなら悪魔がささやかない程度の態度であって欲しい。

★ 本日の外来カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/877/

★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/878/

 とある検査項目があり,今日は2件入っているのだが,基本的には頻度の少ない検査。最近になってちょっと増え始めている。
 今までは専らウチが担当していたのだが,主任も「担当できるようにしたい」とも言っていたし,1件は主任に割り当てられたのでどうにかしなければならない。
 時間が掛かる割に地味な検査なのだが,1つ間違えれば一気にデータがパァーになる。
 それに今度の学会では,今までウチが蓄積した検査結果をデータとして発表するのだから,その検査くらい出来てもらわないと腑に落ちない(いくら検査室のデータは共有財産とは言え)。
 以前に,担当しようと試みてた頃もあったが,なかなかウマくできず,手元もおぼつかないし,時間は掛かるし,手技や操作法や設定をメモしても,覚えてなかったり,そのメモすら紛失する始末。学会で定められた判定ガイドラインも覚えていない。そしてとにかく「難しい」と言う。コツを掴めば簡単で,設定もきちんと覚えて間違いなく操作すれば良いだけなのだが。
 なので,以前から準備はしていたのだが,昨日は夜更けまで掛かって,この検査の「基本マニュアル」を中途半端ながらもとりあえず作り上げた。これさえ読めば,とりあえず「検査する」と言うコトは出来る。ただ「手元」に関しては「慣れ」が必要なので別だが。
 検査を終えて「やっぱり手元がねぇ…」と。確かに時間がかなり掛かっている。ここは「手元」は「慣れ」なのでしょうがないかも知れないが。
 しかしチェックしてみると,それどころではない状態。
 ごくごく基本の設定・操作が間違っている(左右すら間違っている)。しかも違うモードで記録しているので,検査装置に残ったデータは使い物にならない(記録装置から再取り込みして解決できるが)。
 その検査に入るまでは十分に時間があり,「とりあえずのマニュアル」も朝一で渡している。それなのにこんな結果だ。
 更には「結果の判定」があるのだが,これは検査法を知らなくても判定法を知っていればできるのだが,判別も曖昧。アーチファクトとの区別もできてない。判別の方法は学会の判定ガイドラインを熟読していて少し慣れればできる。
 その後のデータ確認の操作も,画面やマニュアルを確認しないまま「これを押すの?」と言いながら既に押してしまっている。押す前に確認をしないのか? おかげでデータが1件吹っ飛んだ(記録装置から再取り込みで復旧したが)。
 ホントは寝たいのに,どう考えても遅すぎる時間だったのに,「どうにかしなくちゃ」と言う思いで作ったマニュアルが意味をなしてない。
 マニュアルはまだ途中だし,改訂の余地もあるのだが,基本は書いてある。順番に読んでいけば分かるはず。それなのに…。
 もうこれはマニュアルに相当の工夫をして,「書いてないコトはしない」としてもらうしかないな。
 …ってか…貴重な睡眠時間を返してくれ。

★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/872/

 夕方から主任と不条理なやりとり。

 エコーファイリングサーバーの不具合の対応が粗末な状態になっている。ベンダー担当者に連絡しても連絡が取れなかったり対応まで期間が長かったり。ちなみに生理検査システムと同一ベンダー。
 そこで「システム連絡票」で医療情報部門に仲介させるコトにした。電カルベンダーを通じてサブシステムベンダーに話を通す。これだと即効性・強制力が強いので対応が少しは早まる。
 だが上司を通じて「この案件は取り扱えない」との回答。
 「シス連は電子カルテシステム一連の問題・要望が対象」であり「エコーファイリングサーバーは電子カルテシステム一連には含まれない,部門独自で導入したシステム」と言うのが理由。
 この文言が発端。ちなみに生理検査システムは電カルのサブシステムなので対象になる。
 確かにエコーファイリングは電カル以前から備品要求しても通らなかったのが電カル導入を機に導入できたモノ。
 それでも紆余曲折あり,PACSに相乗り案・他社製品導入案が検討されたが,生理検査システムとシームレスに稼働できるコトとコスト,そして生理検査システムベンダーの推奨・提案から今の形になっている。
 導入にはベンダーの推奨・提案があったとは言え,「仕様書を作って用度に備品要求」として調達したワケで,通常の備品要求の手続きになっている。これらの経緯を理解しており,かつて備品調達にも従事しており,システム管理者相当の立場なので理解・納得した。

 「事務的要件」では,生理検査システムは電カル導入時にサブシステムとして一連に含まれたパッケージで,エコーファイリングは電カル一式に含まれた仕様にはなっていない。
 ところが主任はこれに納得できないと言う。「電カルがあって生理検査システムがあってエコーファイリングがあってエコー機がある」と言う認識なので「一連のモノ」と言う見解。
 「運用的要件」で言えばそうだろう。エコー機とデータ送受して生理検査システムに反映させて電カルに公開しているのだから。
 ただ「シス連」と言う「事務書類」を使うには「事務的要件」に則るしかない。なので「事務的要件」に該当しなければムリなのだ。

 受けた回答を説明しているのだが「説明」ではなく「説得」と受け止めているので衝突になる。挙げ句の果てには過去の事例を持ち出して「あなたはいつも勝手に~」だとか「勝手な解釈をして~」だとか責め立てる。
 これにはほとほと参る。何を言っても話にならない。「生理検査システムベンダーが推奨・提案したモノだから選択の余地はなく,部門独自導入とは言えない」と譲らない(その前に色々検討・備品要求の上での結論なのに)。

 電カルに付帯する機器・システムの接続なら,改造でない限り手続きも容易でコストもかからない。ただそうでない機器・システムの接続には手続きがありコストもかかる。これは生理検査システムの下位システムになるとしても,そのコストは生理検査システムベンダーではなく電カルベンダーに上納される。エコー機1台繋ぐだけで数十万円を電カルベンダーにエコーメーカーが上納する仕組み。実際にはIPの割り振りとテストくらいの作業なのに。現場の作業はサブシステムベンダーが行うのにだ。
 だからエコー機を更新した時に数十万円の接続費用が別途発生して電カルベンダーに上納されたんじゃないか。完全に電カルとは別物と言うコトなのだ。

 「曲げられない事実・事由」を説明しているのに届かない。
 システムの仕組みに「確固たる事由」と「事務的要件」があるから,そこはウチがどう振る舞おうと変わるモノではない。なのでウチだって話を曲げるワケにはいかないのだ。
 まぁ要領の良いやり方もあるのかも知れない。「シス連」と言う事務書類で事務的な対応を求めるのではなく,「院内システム」と言うくくりにしてしまって「医療情報部門に相談」と言う実態のなさそうな交渉もあるだろう。
 でもそれをその場で判断して行動にできるのか? それに「そう言う判断での行動」に対して,また「勝手な判断で処理を~」などとなっても困る。
 まぁそれがうまく通ったとしても「事務的要件」と「運用的要件」は理解しておいてもらわないと困る。何かにつけて「実態のない交渉」を重ねるコトは本来の流れとは違うのだから医療情報部門にとってはいい迷惑だ。
 なのでやっぱり「曲げられないモノは曲げられない」のであって,十分に理解と納得をしてもらわないと困る。ウチが曲げたとしてもどうにもならないのだから。
 そこまで不満があって納得も理解もできないのなら主任自身が医療情報部門に直接ぶつかってみれば良い。散々吠えても却下されるだろう。吠えるだけ吠えてくれば良いのに。

 ただ,少し思ったのが,歳を重ねるごとに「曲げられない自分」になってきている気もする。昔は仲裁役と言った感じでなんとかまとめていた気がする(極論,風見鶏的な振る舞いもあったかも知れない)。「はいそうですか」を方々に振りまいてどうにかしてた気もする。
 背負う責務が増えたコトや担う担当案件が増えたコトから「原則」を重視するようになったのだろうか。
 どうにしても,いつから「曲げられない自分になったのか」「自分を曲げなくなってきたのか」なのだが。
 今のこの「曲げられない自分」は変えるべきなのだろうか? 間違っているのだろうか? 間違った方向に進みつつあるのだろうか? 「原則」や「正確さ」は足かせになるのか?
 曲げられないのは「事実」なのか「自分」なのか。
 ただ「非常にめんどくさい状態」であるコトは確かだ。ストレスばかり溜まってモチベーションも下がる。
 2年前に極度の鬱状態で破滅状態になって入院もしたのだが,そこまでいかずに済んでいるのは何かが変わっているのだろうけど。

 同僚君に言わせれば「あとほんの何年かだし」「あの人がどうかしちゃってるだけだし」「ぶつかる時はぶつかる」とは言うが。

★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/869/

 夕方に,届いていた学会誌に目を通す。
 投稿論文の中に,ウチが以前に循環器内科医と共に検討して学会発表したないように近似したモノがあった。う~ん…やられたか…。
 遙か前にも研究会で奨励賞をもらった発表があるのだが,それも某大から論文として発表されてしまっている。
 論文にできそうなのは,手持ちでは3題。そのウチの2題が先を越されてしまった。
 うーむ…やはり発表したものはすぐにでもまとめなきゃならんな。
 あと1題あるけど,古いデータだし,今の環境ではムリがあるので「後ろ向きデータ」になる。それはそれで悪くはないだろうけど。ただ,あれはもう少しデータを重ねたかったのだが。
 まぁ今回の発表は少し視点も違うところはあるので,煮詰めればネタにはなりそうではある(循環器内科医にもそのように助言をもらった)。
 それにしても遡れば数日前。
 主任が,とある先生からの要望もあって,ある検査のデータをまとめて発表するコトになっている。かなり苦労してデータを集めているようだが。
 だが,その検査には主任は携わってなく,ウチが専ら従事している。
 見せてもらうとかなり良いデータにはなっている。すると得意げに,
 「良いでしょう? でもあげない,私が苦労して集めたんだから」
と言う。
 苦労してデータを集めたコトは認める。検査室内のデータは共有財産であるから口を挟むつもりもない。だが「ウチが従事して重ねた元データ」と言う認識は全然ない。別に構わないと言えば構わないのだが,少しくらいは「従事して重ねた元データがある」と言うコトくらいは認識して欲しいのだが。いくら手をこまねいて手を出さずに放置していたとは言え。
 まぁウチはあまり研究熱心と言うワケでなく,日常臨床にかまけるタイプなので仕方ないだろうが。
 ただ,発表やら論文やらでクレジットを貯めないと認定技師の更新ができないのでそうも言っていられないのだが。

★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/862/

 昨日あたりから何となく生理検査システムの挙動が少しおかしかったのだが,今日になってかなり致命的な不具合を頻発するようになった。
 結果報告をした後に「数値データやコメントは見れるが図が見えない」と言うクレームが頻繁に寄せられた。
 生理検査システム内では図のデータは消失していないのだが,カルテ登録して公開すると図が消失した報告書になっている。
 どの端末で報告書を作成しても変わらないので,端末の問題ではなさそうだ。データは残っていて,生理検査システムから印刷をする分にはきちんとした報告書が出力されるので,システムサーバーもそれほどおかしいワケでもなさそうだが。公開する段階で何かが起きているのだろうか。今日作成した報告書だけでなく過去の報告書にも同様の現象が起きていると言う(これも生データは残っている)。配信サーバーの方に問題があるのか?
 夕方からはシステムベンダーの担当者とやりとりをしながら検証する。リモート操作で強制的に報告書生成をさせるとウマくいくのだが,院内端末で操作するとダメ。データフローやプロセスは同じように走ってるらしいのだが。
 結局,お手上げ状態となり,医療情報部門で電カルベンダーと生理検査システムベンダーで検証・対応作業となり,19時を過ぎて解放された。
 「必ずしも全データ復旧とならない可能性もある」として,明日以降の臨時措置を検討し,その措置の説明のために明日は早起きしてモーニングカンファレンスに参加しなければならない。
 遅くまで居残りしたのに早起きだ。今日はほとんど何もできない(思い立ったように説明書類は作ったが)。
 なかなか時間的余裕が確保できないなぁ。週末にはゆっくりできるかな。寝込まないと良いけど。



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プロフィール
HN:
ゐぬ様
年齢:
49
HP:
性別:
男性
誕生日:
1975/12/20
職業:
恋の下手な恋愛内科医
自己紹介:
▼ 横浜在住,34歳。職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属。ほかプロフ参照。よろしくです。
▼ メンヘル患者,職場しがみつき,日々忍耐系
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