
桜咲く季節に物思う。
桜の季節は…出会いあれば別れあり…。
でも…この春はひたすら別れるのみ…。
どんどん先生達が出て行ってしまう。色々教えてくれた先生や,信頼を寄せてくれていた先生や,優しくて楽しい先生や…。
そんな先生達の信頼や要望に応えようと,その先生達が診ている患者さん達が早く良い治療を受けられるようにと,ひたすらやってきました。
温かい春がやってくると同時に…病院はこれから冬を迎えることになりそう。厳冬の中での死闘が繰り広げられる。
これから残っている先生で,ホントに一緒に歩いていける先生達はほんのひとつまみ。そこからあぶれた患者さん達は日に日に不安や不満を抱えている…ホントにそれが目に見えるんですよ…ふがいない…。
「論理」じゃなくて「倫理」が勝るなら,その患者さん達がホントに良い治療を受けられるようにしてあげたい。
でも「論理」がそれを封じ込める…「倫理」が大切でも越えられない「論理」がある。
「教えてくれる人」と言うのがいなくなってしまうから…たくさん勉強しなければならない。
何より…その勉強は患者さん達をいざという時に救うため。
「末端の人間」であっても,「医師と渡り合えるだけの目と脳」を身につけなければならない。
「医師が見落としても…我々は見逃さない」…こういう目で仕事をしていかないと。
PR