
ふぁぁぁ…ダメだコリャ…。
夕べは夢の中で別の病院で働いてたぞぉ…。
市長選ですが…再選しましたよ…大差で…。
とりあえず…通院日…。
これと言って変わったことはなく…。
んなことはどうでもいいんです…。
通院途中に…撲殺されそうになった…。
左車線から右車線に移ろうとしてウィンカーを出して移り始めたら…前の車がウィンカーも出さずに割り込んできた。
まぁ…当然…ホーンを鳴らすんですな…。
「どうしてやろうか…この野郎…」
って思ったんですが…ケンカを売るのはやめて…。
って思ったら…売られた…。
次の信号を越えた所で停車したので,続いて停車。
車の中からオヤジが出てきて怒鳴り込んできた。
おやじ:「うるせぇんだよ,こっちが先に出てるじゃねぇかっ!」
ウチ「先に…って…こっちが先にウィンカーを出して動き出してるんですよ? それにそっちはウィンカーも出してないじゃないですか? まぁ…ホントはこっちが先ですけど…ウィンカーを出さなくても早い者勝ちなんですか?」
おやじ:「てめぇが悪いんだろ…」
と言って…後部座席のドアを開けて…。
あらら…ゴルフクラブが出てきちゃったよ…何するんだろうねぇ…痛いよぉ…そんなもんで殴っちゃったら…死んじゃうって。
な~んと…こんな時に…巡回中の警察官登場♪
警察:「ちょっとちょっと…まぁ…とにかく…まず…ゴルフクラブはまずいでしょ? 何すんの? それで? んで…どうしたの?」
んで…ことの顛末を話してると…,
おやじ:「何言ってんだよ,違うだろっ! てめぇが…」
あらら…助手席の奥さんまで登場。
ばばぁ:「いい加減なこと言わないでよ,頭おかしいんじゃない?」
あ~…言っちゃったね…おばさん…火がつくよ?
警察:「あのさ…とりあえず…ゴルフクラブはまずいよ。そう言う時の用心棒かと思うよ」
ばばあ:「さっきから適当なこと言わないで,いい加減にしてよ,頭がおかしいのよ,この人」
ウチ:「あのね,とりあえず,警察の人は私に聞いてるんだから,まずは全部話させてよ。それからそっちのいいぶんを言ってくれません? それから…いい大人が赤の他人に"てめぇ"ってのは非常識でしょ,私はさっきから"あなた"って呼んでますよ」
それでも口を挟もうとするおやじとばばあ。話も進まないので,警察が私を呼び寄せて,事情聴取。
警察:「まぁ…実際を見たワケじゃないから…交通状態は分からないよ。でもさぁ…その口調とかゴルフクラブはまずいよ。納めないとそれなりのことになるよ」
ばばあ:「ったく…なんなの…この人!」
ウチ:「さっきから失礼じゃないです? "頭がおかしい"って言いましたよね? それがとんでもないことになるの分かってます? 私ねぇ,確かに頭が変なの,鬱病とかあるの。そう言うので言われもない差別とかされてるのに,勝手に"頭がおかしい"とか決めつけて,侮辱も甚だしいですよ。精神科通院歴がそんなに問題ですか? ならこれから精神科にでも怒鳴りに行けばどうですか?」
ばばあ…警察に促され…車へ…。
ウチ:「あのさ…神経症の患者に"頭がおかしい"って平気で言っている人のけじめが見たいんですけど…」
さすがに警察も,
警察:「さっきから確かに口の利き方は酷いね。彼が病気で苦しんでるならなおのことです。謝りなさい」
ばばあ:「分かりました,すいません」
おやじ:「だからさぁ…何が悪いんだよ? コイツがいけないんだろ? ゴルフクラブは関係ねぇよ」
警察:「ちょっと…こっちの方へ来てくれる?」
物陰に呼び寄せられるおやじ…。
警察:「じゃ,その暴言と,ゴルフクラブで脅そうとしたことは謝りなさい」
おやじ:「分かったよ,すいません」
警察:「あのなぁ…ポケットに手を突っ込んで"分かったよ"とか言っても,私から見ても謝ってるように見えないよ」
おやじ:「じゃぁ,どうすりゃ良いんだよ? コイツが許さなきゃいつまでも頭下げるのか?」
こう言う時は,相手の低脳さをくすぐるのが一番。
ウチ:「いいですよ,まずは私が謝りますよ。すいませんね,車と比較したらこっちの方が死にそうじゃないですか? そりゃ必死ですよ。ただ,あおり立てるみたいになったかも知れませんね,それは失礼しました,そこは頭を下げます」
警察:「あなたはもっとやってるでしょ? なんか言えない?」
おやじ:「あぁ? あぁ…悪かったよ…」
警察:「あのねぇ…」
おやじ…再び路地へ呼び寄せられる…。
おやじ:「すいませんでした,気を付けます」
警察:「ちょっと良いかな…病気…なの?」
ウチ:「えぇ…鬱やら何やら…。このところ調子が悪かったり周囲のことで過敏なんですよ,つい許せなくて…」
警察:「まぁ…そうだろうねぇ…そうでなくてもあの言いぐさは酷いよ。気を付けてね」
警察って…悪人ばかりじゃないんだなw
ってか…おやじ…ふてぶてしすぎ…しかも…ゴルフクラブは反側だってば。
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