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Cotents of Winugoya (http://winusama.hp.infoseek.co.jp)
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 三連休の最終日は講習会の講師の仕事…いつ休むのやら…。
 これもまた,お世話になってる先生からの依頼だで,やらざるを得ないです。
 講義の方は先生がするのですが,実技のデモや指導は我々がするわけで…。
 でもねぇ…技能講習の時間が相変わらず短い…。
 どれだけ自分のデモで分かってもらえるか,どれだけ実際に実技をやってもらって感覚を掴んででもらうか,このせめぎ合いですよ。
 説明も大事,見せることも大事,やってもらうことも大事。
 毎回の如く悩むんですな。
 …というか…企画側の問題があるんじゃないかと…。
 テーマが盛りだくさんすぎるんですよ。集中して学べるプログラムを作って欲しい。
 先生も色々質疑が多いし,資料を作るのも大変だろうに…。
 ちなみに…先日の学会で先生が絶賛してくれたウチのプレゼンですが…。今回の講義用のプレゼンに織り込まれていました。ちょっと嬉しい。
 しかし…毎回思うのは…この講習会で使われるエコー装置の貧弱さ…。なかなか健常者のモデルでも難しいんですよ。これはどうにかして欲しい。
 さて…講師の「仕事」なので,講師料は出るのですが…。内容はそれほど変わらず,参加人数も変わらないのに,増額されてた…。
 色々と不意な出費が多かっただで,その穴埋めにしておこう。物欲には変えないでおこう。せいぜい書籍にしておこう。

 ってか…12月半ばにも別テーマであるらしいですよ…キツい…。
 しかも…資料の一部も用意しておかねば…。

 ちなみに…先日の健診ボランティアで地元マスコミの取材が来てましたが…ウチがやっている後ろ姿が…地元新聞にカラーで載ったそうです…髪を切っておきたかった…。

 さ,また明日から仕事だで,なるべく早く寝ておかねば…。
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 2時半に家を出て,新潟は柏崎まで出掛けました…車で日帰り。
 目的は健診ボランティア。
 中越沖地震が起きて,それに伴う下肢静脈血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)の検診です。
 まぁ,なんでそんなのが必要かというと,被災地での生活では,車中泊・避難所生活・脱水などによって,足の静脈,特にふくらはぎの筋肉の中の静脈に血栓ができやすい状態になるのですな。
 これを震災直後に見ていくのはもちろん,この時期に再発することや,ずっと抱えてることもあるので,それを診てあげるのです。
 お世話になってる先生の依頼で駆けつけることになりました。
 血栓のある人はその治療が必要だし,血栓ができやすい状態の人には血栓症の予防をしなければならない。
 この血栓症を抱えてると,肺の血管を詰まらせて肺梗塞という致命的な病態になるから。
 中越地震の時も,小千谷に同じように行きましたけどね。

 この時期,今年は「日本海側は記録的な大雪」と言われてます。海に近い所は暖かく,柏崎は雨でしたが,関越トンネルを抜けてしばらくは雪でした。
 往路でスゴい雪に見舞われたものの写真は撮れず…復路で少し残った雪を写真にしましたが…。

 中越地震で住民にもかなり認知はされているようで,検診に訪れた方々は,スゴく心配そうにやってくる。そしてスゴくありがたがってくれる。
 「お金をもらって病院で検査する」と言うのも,感謝され,患者に尽くすことではあるけど,こう言うボランティアで検査することは地域住民が心から安心して生活するためのものだから,なおのこと自分の持つ力と資格が活きるわけですよ。
 検査を受けながら,今でも切々と当時のことを語るお年寄りなど,ホントに気が気でならないです。せめて自分の体だけでも元気であって欲しい。
 ここでは,同じく参集している医師の確認はしてもらうものの,基本的にはその場で判断して,次の手続きや処置に回すので,技師自身の判断が基本なので,病院と違って,即座に受診者に状態を説明することになります。
 問診票を診て,色々話を聞いて検査をして,その結果のアウトラインを伝えて次へ回す。
 問題の無い人は心から安心して笑顔になる。もちろん注意しなきゃ行けないことも伝えるけど。
 心配養素のある人は予防措置が必要なので,状態を説明して,次へ案内する。でも,心配はさせてはならないので,言葉は選んで,今後の注意も伝えて,状態を説明する。それでもありがたく思ってくれて,「そうね,気を付けなくちゃね」って笑顔で次の受付へ。
 ホントに血栓がある人は,それも伝えるけど,治療のこと,注意することを伝えて,安心して今後の生活を送れるように促して,次の受付に回す。
 そう言うわけで,「自分が見落とすかちゃんと拾うか」にかかっているので,スゴく気は遣う。でも,自分の出した結果には自信を持たないと相手を不安にさせる。
 ただ,元々は健常者だった人ばかりなので,いわゆる「検査困難」「判断困難」と言うのは少ないので,手早く済まさなければならないものの,丁寧に診れば分かりやすいのが救い。
 たまに静脈とは関係なさそうな症状を訴える方がいらしたけど,それはそれで持ち合わせている知識を総動員して助言するしかない。でも,悲しいことにきちんと診れるような病院があまりこの地域にはないらい…。まぁ,そこは「あそこに立ってる方はお医者さんだから相談してみてね」でまとめられるけど…。

 ただ…非常に強く感じたこと…。
 病院で専門職として勤めていても「現場に出ずに,椅子にふんぞり返ったり事務仕事に終始する仕事は自分には向かない」ということ。出世して管理職になって現場から距離が遠ざかることより,一生を平職員で過ごして現場で患者を診ていることがどれだけ自分に向いてるか分かった。
 毎日,ツラい思いをしながら仕事をしていても,その中で培ったことが,こう言う場で活きているんだと。
 我々は「人を笑顔にすること」が仕事なんだと。
 例え,何かが見つかっても「でもね…」って言って,希望や笑顔を与えることが我々の本分なんだな。
 毎日「ツラい」と連呼してても,それを耐え抜いて腕と見る目を養い,知識を高めることで,本分を全うし「人を笑顔にする」と言うことができるんだな…と。
 そう考えたら…いくらでも「ツラい」と嘆いても良い…でも「頑張らなくちゃ」と言うことなんだな。
 そして,そのためには自分も笑顔でいること。
 自分で言うのもなんだけど,笑顔は良い方だと思ってる。だから,その笑顔を人に分けていくことが,自分の生きる上での課題なんだな。
 上手に息抜きして「ホントの笑顔」で仕事ができるようになりたいと思った。

 さぁ…この仕事を終えたら…6時間という長い距離と時間だけど何とか耐えて家に帰ってぐっすり寝るのだ♪
 二日目は発表がないので小間遣いばかり。
 まぁ,目立つセッションとかシンポジウムは聴講しましたけど…。
 でも…発表で褒められて…色々話を聞いて楽しかった至便強になったなぁ。
 メインは,会員登録の事務作業…黙々とPCに向かう…。
 それから…今日も技術講義があるのでその技術講師担当。

 しかし…帰りはフラフラ…。
 帰ったら即寝だな…と思いながら帰途につく。

 んで…案の定…即寝で…うたた寝のつもりがそのまま寝てました。
 いよいよもって発表ですわ。
 結構早い時間帯のセッションで,あまり余裕はない。
 夕べにちょっと読んで,7分の時間制限ギリギリだった。
 質疑応答は…1件だけ…。
 細かいデータの内容まで覚えていたのできちんと答えたけど,それに対して更に突っ込むんだけど,どうもトンチンカンなツッコミ…。
 ツッコミ質問の内容が意味不明なんですけど…。
 あとは座長からは,
 「○○とか××のような検討項目を加えると良いですね」
と言う助言のみ。
 発表を終えて,席に戻る。
 後ろにはかねてより良くしていただいている某大学の先生が座ってるのだけど,終えて戻ってくるや否や,
 「いいじゃん,面白いよ,これ良いよ。まだ日本ではこう言う話は出てないよ。米国なんかの治療と違うし。次の学会に出さなきゃ。論文も書かなきゃ,英論文にもしなくちゃ。英訳は業者に頼めるよ。研究費の補助もするよ」
 そこまで褒めていただきました。
 まぁ,「やる気を出させるためのお世辞」だったとしても,褒めどころがなければお世辞の言いようもないし,かなり具体的な話だったので…。
 死にそうになりながら頑張って良かった。
 ほかの先生方からも「このまま終わりにするにはもったいないね」って褒められました。
 そう言えば,主任も,
 「そうそう,なんだかんだで,こうやって分析して色々考えて,プレゼン作ってる時,スゴい活き活きしてるよ。いっぱい褒められて良かったね」
って言ってくれました。
 調子に乗せられた状態で,このまま次の学会を頑張ろうかと思ってます。

 さてさて…発表以外にお手伝いもあるわけで…。
 初日は発表があったので事務局のお手伝いはパスになりましたが,技術講義の技術部分の指導のお仕事。
 毎回,技術講義は一人の受講者が触れる時間が短いのが残念でならないのですが,それでも何とか感触を付かんでもらう様にするのが大変。
 その後も,時間が終わってから,色々質疑がありましたけど,こう言う所で顔を売っておくのも悪くはないですな。
 元々の講義する先生との繋がりもできますので…。
 明日発表だというのに,ようやく夕べの突貫作業でプレゼンを作り終える。
 そして,最終較正と,先生やみんなからのチェック。
 「…んで…この例を集めるとどのくらいになるの?」
 「偏りを補正するには,○○で分類してみてよ」
などの指摘を受けつつ,再分析。
 おぉ,なんとなく良い傾向になってきた♪
 そこで主任が,
 「それなら,ほら,○○を調べないと…すぐでしょ?」
 う~む…これ以上は疲れるなりよ…。
 そう言われながらも,再調査に再分析。
 お,お,おぉぉぉぉぉ,一本筋に結論がまとまるっ♪
 う~ん…面倒でも細かい分析は必要ですな。
 よっし,これをぶら下げて,明日は発表してきます…。
 ってか…朝が早いのがツラい…。
 「勢い」というものはスゴい。
 学会を控えていて,土曜日に発表だというのにまだスライドができてなかったんだけど,「ヤバい」と言う気持ちだけで一気に作ってしまった。
 まぁ,抄録以上のことは書かなかったんだけど…。
 さてさて…明日…持っていってどうなることか…。
 ホントはスゴいピヨピヨで,仕事も色々抱えてるけど…。
 「そろそろ学会の準備をしないとね」
と主任に言われ,重い腰を上げようかと…1週間切ってますが…。
 んで…今日のウチへの仕事の割り当てが加減されてるのですが,割り当てをしたのは同僚君。
 「アイツ,学会が週末だろ,準備しなきゃいけないだろ」
ってつぶやきながら割り当てをしてたらしいです。
 正直…ビックリ…。
 主任ともう一人の人はたぶん分かってるので,思わず,
 「え? 気が効くじゃん? 珍しく気が効くじゃん? どうしたの?」
とか言ってしまいました。
 まぁ,やっぱり分かっているので,主任ももう一人の人も,
 「そうね,珍しいね」
って笑ってましたけど…。

 んが…よく考えると笑ってられない…ヤツは根に持つに違いない(疑心暗鬼w)
 「こりゃ,毎日,職場にPC持ってきて,開けてくれた時間に作業をしなきゃ…と言う覚悟だな」
と…。
 と言いつつ…その勢いで帰るや否や,仕事系を一気に片付けた後に,学会の準備へ…。
 やり出したら止まらないのが典型的B型です。
 そのまま一気に「結語」までスライドを造り上げました…完成♪
 なんか…どこかで手を抜いてる気がするけど…まぁ…形にはなった。あとは職場のみんなや先生達の意見を聞こう。
 でも…一気に根詰めたら眠いし疲れたのだ…。


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1975/12/20
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恋の下手な恋愛内科医
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▼ 横浜在住,34歳。職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属。ほかプロフ参照。よろしくです。
▼ メンヘル患者,職場しがみつき,日々忍耐系
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