忍者ブログ
鑑定 この↓ツールで方言に変換できます↓
Cotents of Winugoya (http://winusama.hp.infoseek.co.jp)
[15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/312/

★ 本日のまっそん生活記「今日も鍛錬」
  → http://winumasson.blog.shinobi.jp/Entry/168/

 カンファレンスコーナーの整理をしていたら,古い心電図が出て来た。7月頃のかな。
 そう,この心電図,問題の起きた心電図。

 患者バーコードを読み込んだら,実際のIDと異なるIDが読み込まれてしまったもの。
 「00091234」と言う所が「00081234」となった感じでしょうか。
 これを心電計のメーカーに問い合わせをして,バーコードリーダ自体は別メーカーなので更にそのメーカーにも問い合わせをしてもらった。
 バーコードリーダメーカー曰く「通常はあり得ない」の一点張りだったらしい。
 それでも実際に発生しているので,心電計メーカーに再度つついてもらうようにお願いした。
 「バーコードの印刷状態が悪いとか,斜め読みになってしまうと,希にあるかも知れない,印刷が悪くない限りあくまで相当なレアケースです」
とのこと。
 その心電図は救急外来で記録したものなので,バーコードは新鮮なものなはず。なので「どうにもこうにも考えがたい」と言うのが2メーカー見解。
 「実際に読んだものと,読まれたものを確認してもらうしかないです」
と言う所に落ち着いてしまった。
 まぁ,当然と言えば当然なわけで…。

 んが…これをどうやら自分は正式報告してなかったようで,自分は報告したつもりだったんだけど,「正式報告」はしてないらしい。
 まぁ,そこは「正式報告しませんでした,すみません」と言うところで落ち着いてもらったわけだが…。
 主任は鬼の首を取ったかのように詰問してきました…。

 ところが,今度は,
 「これは,じゃぁ,どういうことなの? どうするの?」
 「メーカーとしても"まずあり得ない"の一点張りで,"確認をしてもらうしかない"とのことです」
と答えれば,
 「どうにかしなさいよ。それならメーカーがちゃんと説明しなさいよ。あり得ないことが起きてるのに"あり得ない"じゃ困るの」
と責められる…。

 事象が発生したのは確かだけど,「メーカーとしては"まずあり得ない"としか言えない」と言う事態にどうしろ…と…。
 そして…報告の問題以上の所で責められ続ける自分…。

 挙げ句の果てには,話してる最中にそのまま席を立ってくし…。
 人の話は最後まで聞きましょう…って習わなかった?

 もう…何も申すことはないけどさ。

PR

★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/304/

★ 本日のまっそん生活記「お休み」
  → http://winumasson.blog.shinobi.jp/Entry/161/

 同僚君と飲みに行った。。
 楽しく飲みたい所だけど,やっぱりぼやきになるんだよなぁ…。
 主任の理不尽な振る舞いとか,差配の不備とか,他部署に対しても敵対的な所とか…。
 「何様なの?」
と言うようなシチュエーションが多すぎる。
 今日は主任がいなかったので精神的には楽だった。忙しかったけどね。
 あの主任がいる限りは未来は明るくない,と言っても良い。

 週明けからは主任は戻ってくる…面倒だな。

★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/299/

★ 本日のまっそん生活記「おかえりなさい」
  → http://winumasson.blog.shinobi.jp/Entry/156/

 昨日はずいぶんと遅くまで楽しんで,今日は朝が早い。さすがに眠い,寝起き最悪。
 電車で寝ようと思ったら座れなくて眠れないし…。

 そんなわけで,神田まで出掛けて,講習会の講師の仕事をしてきました。
 週末をゆっくり休めないし,「教える」,特に「初心者に教える」と言うのはスゴく難しいので,実はあまり気の進まない仕事だったりする。
 それでも,それなりの収入になるので我慢して頑張るしかない。
 まぁ,こう言う活動も自分の技量やモチベーションを向上させるきっかけにはなるしね。

 でも…よく眠れてないし…ゆっくり休めてないのでツラかった…。

 帰りの電車は余裕で座れた。
 これがいけなかった…寝過ごした。終点まで行って折り返して目を覚ました。まぁ,また更に通り過ぎるよりは良いけど…。

 ものスゴい疲労感。
 とりあえず駅前でラーメンを食べて,家に着いたらほとんど何もせずに床に就いた。

★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/297/

★ 本日のまっそん生活記「ふふ~ん♪」
  → http://winumasson.blog.shinobi.jp/Entry/154/

 またも主任にやられた…orz
 ある検査項目を廃止にしようと言うことになり,上司と話をして然るべき場(検査委員会)で正式決定とすることにしている。
 しかし,その前に検査室の中で「手間がかかる割に採算が合わない」「試薬がムダになる」「頻度が希」と言うことで「廃止論」は湧いていた。
 当然,主任も聞いているはずなワケで…。
 ところが,上司が「委員会の場で出す資料はコレで良い?」と聞いてきたのを聞いて,
 「私はちゃんとその話を聞いてない。ちゃんと言ってくれないと困る」
と言いだした。
 そのことを同僚君にグチってたら,
 「何話してるのっ?」
と遠くから声が…。
 いたのかよ…いないと思ってたよ。
 ってか…そう言うのを「聞き耳を立てる」って言うんだよ。
 慌てて,
 「○○君(同僚君)に,ちゃんと話したかどうか確認してるんです」
と濁したけど…。
 以前から「廃止論」は出ていたのに,なんで?
 逆上するので,その場は,
 「そうですか…きちんと話はしてなかったかも知れませんね」
とは言っておいた。
 しょうがないので夕方に改めて話をする。
 「今朝の件ですけど,一応は前々から採算や試薬や頻度の関係で廃止の意向はあった件です。正式に廃止をお願いしました。正式な話が遅れてすみません」
と言っておいた。

 夕方になると,心電計の日常点検の件で指摘を受ける。週1回金曜日にする作業について。
 「そう言う決まりにしたの?」
 確かに,それは担当の子と,
 「どうしようかねぇ…とりあえず余裕はあるけど短いスパンで定期的にしないと忘れるから,週1かねぇ…」
と話はしていた。あくまで担当者と自分だけの会話ではあった。
 しかしながら,「検査マニュアル」と言うのを作成して,あらゆる検査についてマニュアルを作ったわけだが,これを作る過程では,各担当がそれぞれに作って,ウチがまとめる役割を担った。
 マニュアルを引き合いに,
 「マニュアルにも記載はしたんですけど…」
と言うと,
 「それは○○さん(担当者)とあなたが勝手に作ったマニュアルでしょ?」
 と言い出す。
 まとめるごとに,
 「文面や内容も含めて全部に目を通して下さい」
と全員に言っている。
 そして全員の確認が済んだので,完成版とした。
 だから,「勝手に作ったもの」ではなく「全員が確認したもの」なはずなのである。
 当然,その「週1の作業」に疑問があるなら,マニュアル作成時の確認の時点で「そう言うことにするの?」と指摘をするべきである。
 マニュアル作成段階で指摘をせずに,全員の確認のすんだマニュアルに対して「勝手に作った」とはヒドい話だ。
 これは,もう反論するとややこしくなるし,疲れるので胸にしまっておいた。

 まったくもって不愉快な一日だった。

★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/296/

★ 本日のまっそん生活記「おかえり」
  → http://winumasson.blog.shinobi.jp/Entry/153/

 「病院」は「病気の人」「病気の疑いのある人」が来る場所である。「検査」をして「結果」を見て「判断」をする。必要があれば「治療」が始まる。
 「病気」にも程度がある。それ故に,転帰として「生」を保って去る患者もいれば,「死」に至って去る患者もいる。

 今日,ICUの若い子が昼前に亡くなった。
 元々は外来フォローでずっと通院していたのだが,症状は一進一退を繰り返し,時に重症状態に陥ってしまったり,入退院を繰り返して,最近になって再度入院してICU入室となった。
 もう外来の頃から長いこと経過を追っている。自分も何度も検査をしている。終夜の検査もした。
 症状の悪化に加え,合併症を発症し,死に至ってしまった。
 状態の良い時は,屈託のない笑顔があり,愛嬌もあり,ささやかな華のある子だった。
 状態の悪い時は鎮静をかけて呼吸管理までもしなければならないくらいの状態だった。
 そんなことを繰り返していた。それでも健気に検査を受け,治療を受け,一進一退を繰り返していた。
 あまりにツラい時には「死んだ方がマシ」とまで考えたりもしたそうだ。
 確かにそのくらいツラい気持ちはくみ取れた。見ていて自分も胸を痛めるくらいの状態だった。
 最後の方は食も進まず,「生きている状態に苦痛を感じてる」と言う状態でもあったようだ。だから「体」が「死」への反応を示していったのかも知れない。
 「若い」「老いてる」と区別をするのはおかしなコトではあるが,やはり「若い命」が尽きてしまうのは胸が痛む。
 「死」の知らせを聞いた時から気が抜けてしまった。色々考えた。
 治療や処置は妥当だったのか? と言う疑問も感じたりした。

 「病院」である以上,「死」はどこかで必ずや訪れる。
 でも「まさか…」と言う思いだった。今の悪い状態が寛解して,時に笑顔が見れると思っていた。

 「生」が「苦」になろうと,「生」を保つのが「病院」だ。そしていつか元気に病院を去ってもらうのが我々の仕事だ。

 ここで主任の話になるわけで…。
 「気が抜けた」「テンションが上がらない」とウチと同僚君は口にした。
 主任は「そんなに思い入れがあるの?」とあっさりと口にした。あまり関わってないから言えたことかも知れないが,そうも簡単に「死」に対して物事を言えてしまうものなのだろうか…。
 そして,こう言う患者がいるから,一昨日の日記のように大事な仕事もあるわけだが…。

 閑話休題。
 どうにもできなかった実情を残念に思う。自分が役立てたかどうかも考えてしまう。
 ○○ちゃんへ。
 まだやりたいことがあったろう。あまりに短かったろう。苦しかったろう。でも楽にはなったんだよね,きっと。
 あなたの検査を通じて学んだこともあった,ありがとう。
 天界に行ったら,また屈託のない笑顔でやすらかに過ごしておくれ。
 我々は,次の患者を救うために頑張るよ。

★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/293/

★ 本日のまっそん生活記「お休み」
  → http://winumasson.blog.shinobi.jp/Entry/151/

 終夜イベント記録の脳波でon call待機明けの今日。
 結局3回も呼ばれた。
 20時半に「1誘導だけノイズが入ってる」と呼ばれ,電極の付け直し。
 1時半に同様の電話が入り,また電極の付け直し。
 5時には,ちょっとよく分からない電話が入り,もうこの時間なのでそのまま出勤。これは特に何事もなく,Ns.の勘違いだったらしい。ちょっと損した気分。
 まぁ,1時半から5時までは意外と熟睡できたのでそれほど眠くない。ベタナミンもあるしね。定時まで順調に仕事をこなしました。

 今回の件で主任が「どうにかならないのか?」「近い人ばかりが対応せざるを得ない」と言い出し,あげくは「あなたは○○君(同僚君)が遠くて,あなたが近いから,言われるがままに任されっきりじゃない?」と言う始末。そして「そう言う所が彼のイヤでズルい所」とまで言ってしまってる。
 まぁ,確かに「近いから対応せざるを得ない人間」ではあるし,「同僚君が頼むがままに引き受けている」と言うことにはなるが,嫌々やっているわけではない,割と快く引き受けている。
 主治医のためであり,何より患者のためであり,時には様々な要望に応えていくのも「検査科」として必要なことだと思ってる。
 自分自身もこう言う仕事を通して勉強することがあり,満足感を得ることがあり,誇りに思うこともある。要は「自己満足」の養素もある。
 独身寮を出てアパートを探す時,まずは間取りと「職場からの距離」を優先した。これは「朝が弱いから近くが良い」と言うのが一番だが,色んな仕事に備えてのつもりもある。色んな仕事を背負うつもりで住まいを選んだとも言える。
 ぶっちゃけ,「事務屋が快く思ってない様子」になっている「微妙な位置づけの講習会」の講師の仕事の方が面倒だったりする。
 あくまで自分は「現場の人間」でありたいし,「現場の人間」である以上は「現場」で色んな仕事をやっていきたいと思っている。

★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/292/

★ 本日のまっそん生活記「まんまるくん」
  → http://winumasson.blog.shinobi.jp/Entry/150/

 今日もon call待機。
 薬を加減しながらイベント毎に脳波を記録するので…。
 Ns.が記録ボタンを操作しますが,機器トラブルや電極がはずれたりしたら呼び出されます。
 まぁ,「脳波ができて一番近い人」なのでしょうがない…と言うか…「何であれ一番近い人」だし…。

 さっそく20時過ぎに呼び出されました。「1誘導だけ波形がノイズになってる」と…。
 とりあえず出向いて確認。
 ちょっと電極がはずれかけてました。他の部分も少しズレ気味なので付け直しておく。記録はキレイになりました。これで朝まで大丈夫かな?

 主任が「色々分かれば私も対応するよ」と言っていましたが…正直…遠慮します。
 主任にはあんまり病棟に出向いて欲しくない。
 病棟に対してキツいから評判悪いんだよね。PTSD気味になったNs.もいると聞きます。
 あの人一人のせいで「検査科はキツい」って思われたくなくて,と言うか普通の振る舞いとして丁寧にやってるんですが,あの人だけは…。
 あまり評判の悪い人を病棟には出したくないですね。
 それなら眠い思いをしながら自分がやった方がマシですわ。

 11月からの「入院24時間以内下肢静脈エコー」も心配なんだよねぇ…。
 休日対応が待ってるから。
 主任が当番の日は心配ですわ。

 まぁ,病棟も段々と分かってきたようで,人を見るようになった模様。
 「今日の脳波出張は至れり尽くせりだった」
 「脳波だからじゃない?」
 …エコーでも至れり尽くせりなんですけど…。

 こうして主任は浮いていくんだなぁ…。
 そう思えばいいんだ。かわいそうな人なんだ。



忍者ブログ [PR]
カレンダー
11 2025/12 01
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
最新コメント
(05/02)
(04/29)
(04/29)
(04/29)
(08/15)
(08/15)
(12/25)
(10/29)
(09/09)
(09/09)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ゐぬ様
年齢:
49
HP:
性別:
男性
誕生日:
1975/12/20
職業:
恋の下手な恋愛内科医
自己紹介:
▼ 横浜在住,34歳。職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属。ほかプロフ参照。よろしくです。
▼ メンヘル患者,職場しがみつき,日々忍耐系
ブログ内検索