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Cotents of Winugoya (http://winusama.hp.infoseek.co.jp)
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★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/929/

 今日は同僚君は休暇。なので必然的に脳波漬けになる。
 午後の脳波で「てんかんにてフォロー中,薬剤調整中」と言う患者の脳波があった。検査後診察になるのでレポートは添削無しで挙げなければならない。
 ここしばらくはほとんど添削OKなコトが多いので「悩ましいモノや慎重に判断すべきモノでない限りは行けそうな気がする」と感じてはいるが。ただやはり「はっきりとした自信はない」ので目は通してもらっているが。しかし今回は同僚君は不在なので自分で判断したものがチェックを受けずに臨床に返る。
 前回の脳波では発作波はほとんど目立たなくなり,少し減薬となったのだが,今回の脳波では発作波と思われる突発波が目立つ気がした。一応臨床症状は出てないらしいが。
 非常に悩んだのだが,古い記録とも比較してみると,突発波の波形も酷似しているし,頻度もそれなりにあるし,どう見ても目立つ気はする。明らかに背景活動から逸脱している波形が目立っている。
 「感覚としては以前の突発波と同じ感じで頻度もそれなりにある。甘く見て見落としになるなら,シビアに見て報告した方がマシだろう。維持ないし増量になる分には"眠い"くらいしか問題にはならないし,以前の量に戻る程度だろうし」
と言うコトで「発作波が再出現。頻度は以前出現時と同等」とコメント。結局は維持になったが,来月に再検をするのでその予約依頼の電話がある(仕事の都合で通常枠の時間帯では来院できない患者なので)。
 こんな感じで悩みながら感覚的にコメントしたコトに対して,「感覚で決めて良いモノ? てんかんのコントロールは難しいモノなのに」と主任が物言いを付ける。
 「感覚とは言え色々勘案した。過去4ヶ月分の波形とも比較はした。その上で以前のモノと酷似した波形で目立つモノだったし(悪くても前回処方に戻るだけで新たな負担を強いることにはならないし←これは口にも雰囲気にも出さなかったが)」と答えたが(かつての判読医は「発作波は背景活動の中から"目に抵抗を感じるモノ"と言う見方で見えてくる」と言っていたコトがある。たしかに「目に抵抗を感じる」のだ)。
 すると今度は同僚君自身を非難し始める。
 「そもそも神経生理だってホントに彼の手技・判断だって正しいか分からない」と言い出す。自分は「私は昔はやっていたとは言え,もう忘れてきてるし,この歳だから新しく学び直すのは無理だから神経生理は彼に任せてる」と「触らない姿勢」をとったクセに。自分の携わらない,理解の出来ない領域にまで何を根拠に非難をするのか。
 更には「私は彼のエコーは信じてない」とまで言い出す。しばらく付きっきりで教えた立場としては? じゃぁなぜそう思うのならそれを放置する? エコーなら主任の領域でもあるから指導・評価・指摘はできるのでは?
 確かに彼のエコーは異常なほど早く終わるコトがある。見落としがあるかと言えば,きちんとコメントはしているし,彼の後にフォローしても再現性はある。
 むしろ主任のエコーの方が疑問がある。技量・知識はあるだろうがかなりオーバーな評価をしていたりして「これじゃほぼ全員が不安定plaqeuじゃないか」とも思うし,「きれいな断面」に拘るあまりに「正しい断面」ではないために所見や計測値に再現性があまりない(なのでほぼ全員が主任の後のフォローを敬遠している)。
 主任のエコーの方が問題がありそうな上に,同僚君のエコーをきちんと見てはいない。そして携わっていない分野にまで彼を疑心暗鬼の目で見ているようではチーム医療にならない。しかも疑念を直接彼に言うコトもない。単に検査室をかき回しているだけになる。
 しっかり監督・指導・評価もせず,面倒なモノには触れずに非難だけして,コレが「主任という立場のあり方か?」と思う。

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★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/923/

 夕方にCEさんを交えて,今後のPSG検査について打合せをした。
 「基本的に今後は立ち会いはできない」と(なぜだか分からないが)。その前から徐々に放置気味にはなっていたのだが,これで完全にPSG検査は生理検査室に完全移行となる。
 あとはコレに伴って色々と質問や運用方法などについて話し合う。色々課題はありそうだが,何とかやっていくしかない。
 ただ,個人的にはNs.との引き継ぎに使っている説明書は少し改訂した方が良い気がする。文章ばかりで要点が強調されてないし。
 さて,それからデューティーの院内研修会出席。コレでまた帰りが遅くなるんだな。

★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/914/

 毎度のことながら,些細なコトから大きなコトまで,何かと「担当責任者」と言う立ち位置にされて,面倒だったり余計だったりする責務や労力が出てくるのだが。それこそ「従事者の問題」にまで踏み込んだりしなければならなかったりして「そこは主従関係の問題だろ」と不条理な感覚を抱くのだが。
 今日はたまたま端末でリストの中に,ダミー医師の名前でのオーダーがあった。
 ウチではホルター心電図を行う時には安静時心電図も行うコトにしている(ホルター心電図の所見以前に「通常の心電図の所見はどうなのか」と言う情報を判読医が望んでいるため)。ただ依頼医師はホルター心電図の依頼しか出さないので,技師が安静時心電図の依頼を追加する。
 電カルになる前は,安静時心電図の所にも追加でチェックを入れるだけで良かったのだが,電カルになってからは全て「オーダーリング」になるので,安静時心電図のオーダーを技師が入力する。この時原則として「ホルター心電図を依頼した医師の名前でオーダー入力」としている。検査中止の場合にも依頼医師の名前で中止としている。これは「その医師のもとでの検査」を原則と考えてのコトである。
 ところが,今回はそれがダミー医師の名前になっていた。今日は午前中は忙しかったので検体検査担当の技師に応援してもらった。検体検査では「技師が中止の処理をした,と言う証」としてダミー医師を使うコトにしているらしいが,おそらく「ついいつもの感覚で…」と言うコトだろう。
 修正しようにも,データの付け替え処理はできるが,外来患者だったために既に会計済。なので会計との絡みもあって修正は面倒になる。
 「発見したんだから対応を考えてよ」と主任。発見しただけで責任発生?
 そこで医療情報部門に見解を聞くと「明細等の都合上,ダミー医師は好ましくない。ただ今回はやむを得ない。一応どの医師で入力しようが入力した技師の名前は残るので」とのコト。
 なので今回はそのままにするコトにしたのだが,今度は「その技師に報告と確認をして」と。従事者の問題にも責任発生?
 仕方ないので話はしたけど。ただコレは「従事者の問題」で「人対人」なのだから「人事上の責任者」の責務だと思うのだが。言ってもしょうがないので諦めるけど。
 発見しただけで責任が発生して,更に「人」の問題にまで責務を負うと言うこの不条理な状態はどうにかならんかな。

★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/909/

 またしばらく忙しかったもんで5/18からの日記をまとめ書き。

 今日は残り番なのでドキドキの週末。やっぱり帰れなくなるのかなぁ。
 今日はsecがあったので昼過ぎまで同僚君は借り出されていた。まぁそれでも何とか回ってたけどさ。
 でも午後になって急患が入って来て一気に4項目なんて言うオーダーが入る。はぁ…午後の割当から考えると結局は居残りになるのか? と思ったら何だかよく分からないが店員になるのでキャンセルになった。ホッ♪
 んが,夕方にまた急患。オーダーが入ったのは16時過ぎ。ICUへ出張で心エコーだとさ。やっぱり帰れないのか? しかも他科併診があってそれからになると言う。16時半前にICUに電話したら「今始まったところなんですよ」って,じゃぁいったい何時よ? と思ったらこれまた転院でキャンセル。ホッ♪
 ちょっとスリリングな夕方ですよ。
 んが,忘れてた。ホルター心電図の解析が残っている。最初の方のページを見て「記録もキレイPAC頻発だけどsinusだし♪(でも洞不整っぽいのもあるなぁ)」なんてページをめくってたらなんか様子が違う。途中で少し様相が変化してる。PACとは違うR-R不整にlong pause。データを見てみるとPAC頻発のPAfだった。コレはスゴく面倒だ。
 sinus+PAC頻発だけならザーッと流せるのだけど,PAfだとAf rhythmの時間帯にPACと判断されちゃっているモノをザクザク切らなきゃいけない。しかもPAC頻発で洞不整っぽい雰囲気もあるのでsinus→Af→sinusの切れ目が分かりにくい。Afの時間帯のPACを調子に乗ってザクザク切ってたらいつの間にかsinusになってたりして何度もやり直し。本来のPACの数自体が尋常じゃないのでグラフのレンジがアバウトになってるからザクザク切ってるウチにレンジが変わってきて「えっ?! 行きすぎっ!!」って。
 結局また帰れないじゃん…。
 まぁ金曜なので時間はゆっくりできるけど,週末に活動したいのであまり遅いと夜更かしになるので困る。
 案の定,帰宅してからちょっと何かしているとどんどん時間が経ってしまう。なんとか適当なところで切り上げて寝るべし。

★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/907/

 懸念していた朝っぱらからのやり合いはそれほど激しいものにならずに済んだ。
 さて,今年度で上司は嘱託2年目なので就労制限があるので週4日出勤。このため副主任が課長補佐として務めることになっている。
 だがココに少し問題が。以前は割と柔軟に動いてくれて気を回してくれたのだが,その職制に就いてからかなり態度が厳しくなった気がする。必要以上に責任感・義務感を追っていると言うか,以前ほど柔軟でなくなったと言うか,サポートが手薄くなったというか。なので副主任の方が少し厳しい発言が目立つ。
 何とか朝はそれなりにやり過ごしたけど,やっぱり今日も割と忙しい。夕方近くになって検査が立て続けに入る。また帰れないのか…。
 しかも夕方の実質人数は1人減で,それも残り番がいてくれるなら問題ないのだがそう言う状態でもない。
 と言うのも,同僚君は昨日が残り番だったのだが午後半だったので今日の当番と交代。だが同僚君は夕方から委員会の会議。なので残り番不在。
 もうちょっと考えてくれないかなぁ。残り番を交代するのは良いとして,その責務を全うできる形にして欲しいのだが。委員会で不在の残り番なら残り番の意味ないから。

★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/906/

 何となく今週は落ち着きそうな気がしてたのだが昨日だけ特別だったのか? でも昨日は週明けだぞ?
 今日は同僚君は午後半。なので午後は1人減。
 その状態で急患も入ってきて,残り番でもないのになんでか一番最後の検査をあてがわれる。「あの人,抱えすぎてるから…」って…じゃぁなんで残り番の人にあてがわない?
 結局また居残り仕事になって帰れない。着々と今月は残業を積み重ねている。まぁ「稼ぎの足しになるんだから」と割り切るしかない。でも「時間の足し」も欲しいんだけど。
 そう言えばまたちょっといざこざ。主任と上司の間でちょっとあるようだが,遠くにいたので詳細知らず。
 しかし夕方になって「~で…~なんだけど,あなたはどう考えてる?」と,いざこざの原因になったと思われる話について利いてきた。
 自分なりにコレまでの経緯と現状と検査室の限界を踏まえた上で「~が~になって~なので~が望ましいかも知れないけど限度はあるし,検査科全体として考えなきゃいけないと思う」
なんて答えたのだが,コレがどうやら主任の意にはそぐわなかったようで,不機嫌そうに,
 「じゃぁ,あなたはこれからもっと~には積極的に自分から動いて欲しいわ」
と。
 けっこう模範解答だと思ったんだけど("これまで~で~になり~となったので…"と言う経緯をふまえたり,限界もある,検査科全体として考える必要がある,とも答えたし)。
 さてこうなると明日の朝のミーティングが問題だ。主任と上司が揉めると朝からやり合いが始まる。周囲は唖然としてしまう。ムダに時間も食うので朝一の検査の準備もままならなくなるし,志気が下がる。
 なんだか余分に仕事を背負って,その上ワケの分からないコトで嫌味を言われ,明朝のコトを考えるとモヤモヤが溜まるわ。

★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/885/

 今日はPSGもあって居残り仕事。ついでに残り番。こんな時に限って夕方入院の急患エコー検査の依頼,2+1項目,
 だが15時半の時点でまだ「外来扱い」だし,CTとC-XPが済んだだけでMRはまだ。入院予定・決定にもリストされてない。先行き見込み不明。
 MRが済んで病棟に上がるのが16時にはなるだろう。それからアナムネに処置にムンテラ。早くて16時半か?
 PSGは入院時にオリエンテーションしてないらしいので,それもしなければならないのでいつもより早めに準備して病室に行かなきゃいけない。でも飯と一服が…。この様子ではエコーを終えてレポート書いて,PSG直行か?
 とにかく進捗は気になるので逐一カルテ参照。そのうちにMRの画像も上がった。あとはいつ検査室に来れるか,だ。
 んが,おかしい,変だ。依頼病名はBADなのだが,CT・MRを見るとICHに見える。「出血性BAD」と見ることもできるが(出血性BADってどのくらいだろ),DWIを見るとねぇ。
 とにかくこのDr.はERで一律に同じ項目を同じ依頼目的で依頼を出す。「スクリーニング」で一律なら納得できるが,今回は臨床診断が違っている。このDr.はいつもこんな感じで「とりあえず一通り出しちゃえ」みたいな感じ。
 さて,結局はやはりICHだったので主治医からはキャンセルの連絡。でもICHなら心臓は診ても良い(いや,診ておくべき)と思うが,そこはなぜか毎度のコトで出てこない(これもその主治医のお決まりパターン)。
 まぁそんなんでも治療段階では誤診で進むワケではないので「検査室のモヤモヤ」だけで済むのだが。
 何とかキャンセルになったので余裕も出来て,飯も一服も休憩も出来た。準備も余裕を持って出来た。
 それにしても,今日はいくらオリエンテーションから始めたとは言え,その分の時間も考慮したのに時間が掛かってしまった。手際があまり良くない。ブランクがあるのもあるが,どうもこの所の脳波を振り返っても手際の悪さが目立つ(脳波はコンスタントにやっているが)。
 何とか20時半前に退勤。ちょっと疲れた。でも唐突にDVDが借りたくなってレンタル屋にも寄ってしまう。時間的余裕なんてないのに。
 まぁ7泊8日¥100なのでゆっくりでも良いし,ダビングするでも良いけどさ。
 さて明日は休日。帰りも遅いので諸々こなすとあっという間に時間が経つ。消化したいコトも色々あるが夜更かしすれば明日が潰れる。適当なところで切り上げたいが既に日付変わりの時間。GWにきちんとしよう。



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49
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男性
誕生日:
1975/12/20
職業:
恋の下手な恋愛内科医
自己紹介:
▼ 横浜在住,34歳。職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属。ほかプロフ参照。よろしくです。
▼ メンヘル患者,職場しがみつき,日々忍耐系
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