
そもそもこう言う行為というのは,定義としても「アピール」ともされているので,こうして日記に載せてしまうこと自体がアピールなのかも知れません。
それはそれで否定しませんが,公開されているとは言え,「日記は自分の歩いてきた全ての道の記録を自分のために」と言う位置づけで日記を書いています。
だから,載せる写真も,自分を振り返る時のため。その時の自分をリアルに残しておくため。
まぁ,どう思われても構わないのですが…。
今日はあまりにツラくて,泣きながらこんなことを…。
冷たい鋼を,何度も何度も左手首に撫でつけました。涙で目の前がぼやけていく中で,ひたすらに冷たい鋼の撫でつけを繰り返す。
正直…どれだけ撫でつけたのか分からない。
でも,涙を拭いたら,「線」がいつの間にか「面」になって,「面」から「太い線」が伝っていた…。
コットンで押さえて待って…これを続け…これを繰り返すのだけど,あっという間に「線」が「面」になってそこから「太い線」が伝ってしまう。
昨日の分の日記を書いてからだというのに,この日記を書いていても,当てたコットンをめくると,「線」から「面」になってます。
今日はシステムや心電図関係のことで東奔西走。
あれを言われ,これを言われ,あれを話しに行き,これを話しに行き,あれを聞いて,これを聞いて…。
その度に「あれは?」「これは?」「なんで?」…。
お昼休みに一服していたら,同じ所属だけど別部門の人とかち合いました。
普段はもう一ヶ所の方に行ってる人なんだけどな…。
最初は何も言葉を交わさなかったけど,空を見上げて深いため息をついた時,一言声をかけてきました。
「なんか,大変になってない?」
とぼそり…。
「…なんか…大変です。なんだかんだで全部とりまとめて,そこに漏れがあったり自分が気付かなかったこととかあると,それを責められて,また走り回るので…」
そう答えると,
「○○だけが担当じゃないよね? とりまとめておく方が混乱はないけど,担当が一人じゃないなら,全部一人で話を付けに行かなくても,もう一人も動けばいいんじゃない? そう言う風に話してみたら?」
と言ってくれました。
もしかしたら,お昼時に色々とわき上がってる話を横で聞いていて不憫に思って,今日はこっちの方へ来て声をかけてくれたのかも知れません。
その言葉で,ちょっと勇気を出して提言しました。
「自分だけでは気付かないことや思い違いや思い込みもあるから,気付いた人が気付いたことを話していけないか?」
と…。
「まぁ,そうだねぇ…。専用のノートを用意してそれぞれに書き込んで,それぞれに目を通していこうか。ただ,今までの敬意だけは先に書いておいて」
ってことでまとまりました。
これでちょっと楽に…。
でも…それだけで済まなかった。
午後は自分は,新しくはいる心電図システム一式のことにかかりきりになって,それはそれで予め割り当てられてたけど…。
それでも,
「みんなが色々やってる,まだ自分の検査の分を片付けてないのに,片づけとかやっている人がいるのに,何かやることないの?」
と責められたり…。
今,自分がやっていることは「やること」ではないの? 予め割り当てられてたのに? それ以上に?
一通り設定や設置が一段落して…それぞれの最終的な設定の確認を…。
今日はシステムの方の業者もいて,3社の担当者と調整や確認事項のやり取りがあって,そのことを伝えつつヒアリングをしようと話を始めるのだけど…。
やっぱり色々…。説明と用件を話し始めると「え,あれは?」「これは?」…それに答えてると「で,どう言うこと?」「ほかにあるの?」と更に突っ込まれ,どんどん脇道に入っていく。
その脇道にも答えてるのに「結局どう言うことなの?」と…。
「だから,一通りの流れを話して,確認と提言をしてるんですが…」
と言えば,
「話が長いからよく分からない」
と…。
色々聞いてくるから,それについて説明しているのに,その説明が長いという。
色々聞かれるから,どんどん発展して色々話さなきゃならなくなるのに…。
徐々に目の前がクラクラして,手足が震えてしびれてきてる中で,「これはもう限界」と思って,
「じゃぁ,もうこれ以上,交渉や仲介なんかのことはやりたくないですよ,そこまで言われるなら」
と言えば,「逆ギレ」だの「じゃぁやめれば?」だの…。
「それなりに一生懸命説明してるんです。色々と向こうからの話もあって,それを順を追って話してるのに…。一通り聞いて,それから突っ込んで欲しいんですけど」
と言ってみたけど,
「だから,その説明が長い。それを何度も言ってるのに,全然どうにかしようとしてないじゃん」
とまで…。
そろそろ…泣きそうになりそうで…錯乱しそうで…,
「そこまで言われたら全否定ですね。"努力してない"ってことですよね,毎回言われてるからそれなりに考えてるのに,考えてもそぐわなければ"努力してない"ってことなんですね。それなりに,その度に考えてるのに,それでもダメなんですね。じゃぁ,何をしてもボクはダメじゃないですか…」
そこまで言ったら,静かになってしまった。
そりゃぁ,理屈っぽいのは否定しません。話が長くなってしまうのも否定しません。
でも,それでも「大事なことを話さなきゃ」「分かるように話さなきゃ」って,それなりに考えてるのに,考えてるだけでもダメなんだと…。
そこまでのことを吐露したら何も言ってくれない。
じゃぁ,もう諦めて欲しい,期待なんかしないで欲しい,役割なんか与えないで欲しい。
今日…一番突き刺さった言葉…絶対に忘れない言葉…ぬぐい去ることのできない言葉…,
「どうにかしようとしてないじゃん」
この一言は,「先行き潰し」「行動歴潰し」で,要するに「全否定」でしかない…。
ここまで全否定されたのは,正直,そうそうない。過去に1度だったかも知れない。
だから…今日は…涙をにじませながら…何度も数え切れないくらい…冷たい鋼を撫でつけたんだと思う…。
次の仕事が見つかるなら,仕事を辞めても少しくらい生活できるなら,今年いっぱいで辞めたいと思った。
本気で,去年に異動を希望しなかったのを後悔した。
遙か昔に転職してしまわなかったことを後悔した。
「勤続5年で初任給以下の転職先」を言うのを,内定したのに蹴ったのを後悔した。
何もかもを後悔した。
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