
(※ 写真右:before,左:3days after)
ぴろり君が脂肪腺腫にて6/6(Tue)に獣医を受診して消炎剤を処方してもらって3日。
いやいや…驚いたよ…「傷が治ってきた」とか言うレベルじゃないわ。
直径5mmくらいはあった腫瘤自体がなくなってきて,ほとんどノーマルに…。
腺腫や膿瘍なんかは「貯留した分泌物が吸収されて縮小することも…」とは言われてるんだけど,まさかこんなにすっきり治まるとは…。
「切開排出または穿刺吸引しても再貯留しかねない」と言われたのに,腫瘤表面の傷を治めるべく消炎剤を投与しているだけで腫瘤が退縮するとは…。
「腫瘤の様子を見ながら付き合ってくしかないな…」って思ってたのに退縮するとは思わなかった。うまくいけば完全に消失して再発もなかったりして…と言う期待…。
しかし…この子はホントに素直で従順なのがありがたい。
腫瘤の状態を毎日チェックするために腹側を見なければならないんだけど,暴れる子だと首根っこを無理矢理つかんで保定することになるんだけどね。
んでも…ぴろり君は素直で従順なので鷲づかみ気味でも暴れることなく素直に患部を見せてくれる。
投薬もスゴく楽。小動物の内服液は点眼薬用容器に入っていて,同じくむんずとつかんで,なんとか口の所に滴下して舐めさせるんだけど,捕まれるだけで嫌がるだろうに,おとなしく捕まれて,容器の口を口元に持っていくと,自然に容器の口に口元を寄せて口を開き,滴下すればそのまま舐めてくれる。
「病気のペットを見る」と言うのは「獣医が患畜を診る」のと同じワケで,ウチの職業柄としては「患者を診る」のと同じなので,「言葉は通じなくても気持ちは伝えたい」と言う感じで声掛けをしながら患部観察・投薬をするんだけどね。
「ごめんねぇ…ちょっと傷を見せてね。はい,じゃぁお薬ね,お口開けて飲んでねぇ」
ってな感じで…。
これがホントに通じてるかのようにおとなしく応じてくれるんだな…ホントに出来た子だわ。
ジャンガリアンハムスターの寿命は1年半~2年とは言われてるものの,もうすぐ2歳の高齢なぴろり君を見て,
「まぁ,たまに3歳までいく子もいますよ」
と獣医さんが話してたけど…。
こんなに診察・治療・検診に従順で,病気もウマいこと克服してくれちゃうと,長寿命を期待しちゃうなぁ…。
ただ…てぃふぃちゃんのように死は突然訪れるから…いざとなったら相当なショックを受けるだろうけど…。でも…ここまで行くとどうしても期待しちゃうんだよなぁ…。
生きてる間は精一杯愛情を込めて「ウチに飼われて良かった」と思ってもらえるようにしてあげたいなぁ。ウチがツラい時に察してそれらしい振る舞いをしてくれる子なので…。
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