
ん~…参ったなり~…。
昨日,掃除をしてて,体調チェックのためにヒョイと持ち上げて腹側を見たんですが…。
ぴろり君…肛門付近に何やらできものが…。その3日前くらいに見た時はなかったんですけどねぇ…。
このあたりには臭腺や脂肪腺があるので何かしらの腺腫だと思うんですが…。
ジャンガリアンハムスターは寿命が1年半~2年くらいで,腫瘍の類が好発するのも1歳半くらいからになります。
んで…ウチのぴろり君は来月で2歳なので…確かに何かしらの腫瘍ができるお年頃ではありますが…。
良性か悪性かで予後が違うとはいうものの,2年程度の寿命の中で,あと1ヶ月で2歳となると,万が一命を落としても腫瘍によるものなのか寿命なのかは何とも言えないところで…。
腺腫であるなら,切開して溜まってる分泌物を排出して,炎症・感染に注意すればいいのですが,腺細胞が残存しているなら腺腫再発の可能性もあるわけで…腺細胞の外科的摘出と言う手もありますが…。
しかし…ここまで高齢になると外科手術のリスクも非常に高くなるので安易に外科手術に持ち込めないような…。
そんなことを考えながら,行きつけの動物病院に行って参りました。
予想通り脂肪腺腫ではあったのですが,危惧したとおり「腫瘍のできるお年頃でありながら積極的治療は困難」とのこと。
やっぱりこの年齢では外科手術のリスクが非常に高いようで。内容物を切開排出または穿刺吸引することが限界なようですが,できた部位が現段階では「動きを妨げる」「地面にこすりがち」というわけでもなく,大きさもまだ小さいので経過観察となりました。
ただ,毛づくろいなどでひっかいたりして傷が付いてるので,抗炎症剤を使うことに。
とりあえず…抗炎症剤で外傷を最小限にする…傷つけやすいほど大きくなるまでは経過観察…と言う結論になりました。
それにしても…痛々しい…本人は平気そうだけど…。うーむ…交配も視野に入れていたけど…この状態じゃぁねぇ…。
しかし…まぁ…良くできた子ですわ…。診察中は暴れたり抵抗したりすることなく…素直に患部を先生に見せてくれた。
先生も…「万が一腫瘤が大きくなって内容物の排出をするんでも…これだけおとなしい子なら…さっと麻酔してちょっと針さしてすぐ終わりそうね」…と…。
「中には3歳まで生きてる子もいるんですよねぇ」
なんて話も聞いて…なんとか保存治療で長生きして欲しいです。
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