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Cotents of Winugoya (http://winusama.hp.infoseek.co.jp)
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★ 本日の在宅カルテ
  → http://winukarte.blog.shinobi.jp/Entry/846/

 今日は神経内科部長兼内科部長の先生の送別会。詳細は不明なのだが,とりあえずは某大病院の熱海へ行くことになると言う。
 赤字決算見込みだというのに出費はかかるし,何より正直この先生はあまり好きではない。
 なんとなく最初からあまり近付きにくい(遠い人,と言う意味ではなく)感じがしていた。依頼する検査項目も「マイブーム」があるのか,時々ワケの分からないオーダー(発症機序・症状などから考えてそれほど必要・有用では無さそうな項目とか)があって,しばらく続いたかと思うと,また別の項目に傾倒する。
 検査する側としては「病名・症状・依頼目的」が分かいオーダーならば良いのだが,依頼病名にAssessment全文のコピペがほとんどで,依頼票に印字しきれず,「…で,何?」と言う感じだ。端末で全文を確認するとAssessment全文のコピペなのが分かり,何とか病名・症状などは分かるのだが。
 Assessmentの全文なので,今回罹患した病気以外に,今回とは無関係とも言えるヒストリーだとか問診結果の全文だとか臨床的意議の薄い検査結果だとか書かれていて,きちんと知りたいのなら端末で全文を確認しなければならない(まぁ事前にカルテには目を通してはいるが)。特に困るのが「知りたい情報」が印刷からはみ出るような位置に記載されているときだ。
 そしてざらざらと書かれた長文の下の依頼目的にスクリーニングとかフォローアップだとか一言書いてあるだけだったりする。
 もう一つ,その先生をあまり良く思えないのが,いつだかの発言で 「僕は臨床家と言うよりは,色々発表や講演をして,発信者でありたい」と言う言葉だ。
 確かに医療従事者がスキルを磨くには発表も講演も研究も必要だろう。しかし「臨床家と言うよりは…」とは。病院にいる以上は患者と向き合って治療をしていくのだから臨床はそれ以上に必須なワケで「臨床家であるとともに…」と言うのが適切だと思う。
 だからかつて名医や大先生がいた頃と違って「学びたい」とウチの病院に勤務しようとする医師を集められずに医師不足を招いているのだ(名医や大先生は偉大とも言えるほどの臨床家であり研究家であり指導者であった)。
 なのであまり縁もなく好ましくも思ってないので気が乗らなかったのだが,それなりの人数が参加するらしいので,「何となく流れで」と言う感じで参加した。
 これで「けったいな依頼」はなくなるだろうが後任は未定。後任がしっかりした先生であれば,またウチの病院も活気づいてくると思うのだが。

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▼ 横浜在住,34歳。職業は炎の妄想族 兼 恋のヘタな恋愛内科所属。ほかプロフ参照。よろしくです。
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