【01/18(Mon)】 禁煙計画を…でも…

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　1月に入ってから経済面とか考えて，また健康面も考えて，「禁煙」を考え始めました。
　今日は通院日だったので，禁煙治療に関して聞いてみた。
　「￥6,400/月のタバコ代，やがて￥100/箱上がれば￥8,400の出費はデカい」「心身に対して良くない(学会発表での統計でも「喫煙歴」がダントツに動脈硬化の危険因子になっていることを自分でも発表している)」と言うことなのだが。
　なので「禁煙できるのならしてみたい」と言うワケ。
　ありがちな「低タール・低ニコチンにシフト」は，物足りない分を本数や吸い込み方で補うので効果はなく，「減煙」も同様に物足りない分をどこかで補おうとするので効果的ではない。これは分かっている。
　そして一般的な「ニコチン製剤(パッチ・ガム)」になるのだけど，これは「タバコではないモノでニコチンを補給して，徐々に減らして，離脱症状を和らげながら禁煙に向かう」と言う手法。「吸いたい衝動を抑える」とか「口寂しさを紛らわせる」とかしながら「最後はゼロに」と言うこと。喫煙せずともにニコチンが補充されるので「吸いたい」と思わなくなっていく目論見。
　ただ「ニコチン依存」だとしたら「いつまでもニコチン製剤が止められないのではないか?」とも思うのだが。やはり完全でなく3割程度だそう。
　そしてもう1つ，内服薬。「チャンピックス錠」と言う「非ニコチン製剤」がファイザーから出ている(0.5mg錠 ￥132.6，1.0mg錠 ￥237.4)。
　これは脳内の「ニコチンレセプター」に有効成分が結合して「喫煙もせず，ニコチン製剤でニコチンを補充せずにニコチン依存から脱却する」と言う目論見。これはまずまずの成績のよう。
　チャンピックスを服用しながらの禁煙プログラムは12週(3ヶ月)。禁煙指導料＋処方で約￥14,000/3ヶ月。月額約￥3,000。保険適応3割負担で月額約￥600程度か。「初期投資は高い」と思ったが，それほど敷居は高くないようだ。
　ただ，自分の場合は，多少はニコチン依存はあるだろうけど，「習慣」とか「口寂しさ」が主のような気がする。そりゃぁ「寝起きの一服」はウマいけど(就寝中のニコチン枯渇状態に対してニコチンを与えるから快楽を感じるらしい)。
　「禁煙したら口寂しさをどうする?」「運転中とかつい吸ってしまう，と言う事態にどうする?」とか考えてしまう。
　ちなみに，禁煙治療を始めると，通院毎に機械で呼気テストをするらしい。これで「禁煙できてるか?」が分かってしまう。
　精神医療の中でも「治療は患者と医師の契約・約束」と言うものがある(統失とか)。禁煙治療も然りか…。
　「口寂しさは?」「運転中は?」などとまだ不安があって，やっぱり踏み切れない，自信がない。
　「どの様な方法でも，最終的には本人の意志です」ときっぱり言われる。「自信のないうちはまだ難しいですね，強い意志が持てた時です」とのこと。
　うーむ…禁煙計画を考えたけど，自信もないし，不安もあるし，強い意志も欠如しているので，まだちょっと無理かな。
　「￥100アップしたら本気になろう」と言う結論に。医師も「まぁそんなもんでしょ」と…。